近くを見続けると一時的に水晶体が厚くなつたままの状態が続くことあります。 これを偽近視(仮性近視)といい、その原因となる毛様体の緊張を除けば回復します。
ところで、超音波や磁力線を眼に当てて毛様体の血行を良くし、緊張を除こうと考 案された器具があります。
超音波は毛様体に溜まった筋肉疲労の原因物質を除去します。また、磁力線は血液 の赤血球に作用して血行を良くします。
しかし、これらの器具でも一度眼の軸が伸び てしまうとそれを元に戻すことはできず、偽近視からすでに本当の近視になつてし まった場合には効果がありません。
また、赤と緑の点滅光を交互に見せることで視力を改善しようとする器具もありま す。 緑と赤い光を交互に見せると、異なる色に網膜のピントを合わせようと毛様体が変 化します。
これを利用して毛様体の緊張を和らげます。 しかし、この器具もまた偽近視には効果があっても近視を治すことはできません。