近視が悪化するしくみ

パソコンなど近くを見続けるとどの程度の近視になるでしょうか。

今、50センチ離れたパソコン画面を見ると、正常の方は2Dの調節力が働きます。 長期間こうした作業を続けると、やがては眼軸が伸びて-2Dの凹レンズのメ ガネをしなければ遠くは見えなくなります。

そこでメガネを作り、再びパソコンの作 業を行ないます。するといずれ眼軸が伸びて、新たに2Dが加わリ-4Dの近視になります。 こうしてメガネを何度も作り変えるたびに近視はどんどん悪化します。

しかし、近視は際限なく進むわけではありません。眼球はその周囲に筋肉がついて います。眼球の底には骨があるため眼軸は前に伸びようとしますが、ある程度、眼球 の筋肉がそれを阻止するため、マイナス15D(眼軸の長さで5ミリ)ほどで止まり ます。

眼軸が伸びた場合、眼筋の固着部に負担がかかります。打撃など強い力が加わった ときにはその部位に孔が生じ(網膜裂孔)、はがれる(網膜はく離)ことがあります。 網膜はく離が視細胞のある場所に起こると視力は回復しません。

こうしたことが起こらないように、下記などの方法によって近視の進行を防がなければなりません。

①できるだけ遠くを見る

②メガネやコンタクトレンズを強くしない

③近くを見る時は遠視のメガネや「近視防止メガネ」を使う


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